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刻印ありICカードと刻印なしICカードの違いとは?選び方のポイントを徹底解説
刻印ありICカードと刻印なしICカードの違いとは?選び方のポイントを徹底解説
こんにちは、ICカード通販ブログへようこそ!本日は「刻印ありICカード」と「刻印なしICカード」の違い、そして導入時にどちらを選ぶのが良いかについて詳しくご紹介いたします。用途や運用環境によって最適な選択は異なりますので、ぜひ最後までご覧ください。
1. 刻印ありICカードとは?
刻印ありICカードとは、カードの表面に固有の番号(UIDやIDmなど)がレーザーや印字で刻まれているタイプのカードです。ICチップ内のID情報を目視で確認できるのが最大の特徴です。
メリット
刻印ありカードは、管理が非常にしやすい点が魅力です。目視でIDを確認できるため、システム登録時やトラブルシューティングの際にスムーズに対応できます。また、在庫や社員証など複数のカードを扱う場面でも、カードをかざさずに識別できるため効率的です。
デメリット
一方で、刻印があることにより第三者にID情報が見られてしまうリスクがあります。特にセキュリティ性を重視する企業では、外部にIDを知られることを避けたい場合もあります。また、見た目に番号が印字されていることで、デザイン面で気になるという声もあります。
2. 刻印なしICカードとは?
刻印なしICカードは、カードの表面にIDが表示されていないタイプです。見た目がすっきりとしており、デザイン性やセキュリティ性の高いカードとして選ばれることが多くなっています。
メリット
刻印なしカードの最大の利点は、セキュリティ面での安全性です。外部からカードIDが読み取られにくいため、不正コピーやなりすましリスクの低減につながります。また、企業ロゴやデザインを印刷する際にも、刻印がないことで見た目が美しく仕上がります。
デメリット
刻印がないため、カードのUIDやIDmを確認する際には、リーダー機器で読み取る必要があります。大量のカードを管理する場合、手間が増える可能性があります。また、トラブル対応時にIDを即時確認できない点もデメリットの一つです。
3. 刻印あり・なしを選ぶポイント
それでは、実際にどちらを選ぶのが良いのかを具体的に見ていきましょう。ポイントは「用途」「セキュリティ」「デザイン性」の3つです。
用途別のおすすめ
- 社内勤怠・入退室管理: 管理のしやすさを重視するなら刻印あり。
- 外部利用・顧客配布カード: 情報漏洩を防ぐために刻印なしが安心。
- デザイン重視の会員カード: 刻印なしで高級感のある仕上がりに。
セキュリティ重視の場合
情報漏洩のリスクを最小限にしたい場合は、刻印なしカードがおすすめです。特に、個人情報や社員データを紐づけて使用するケースでは、物理的にIDを隠すことで安全性を高められます。
運用・管理重視の場合
カードを頻繁に管理・登録・交換する運用では、刻印ありカードが便利です。ICリーダーを使わずに目視で管理できるため、登録作業や棚卸しの効率が向上します。
4. 刻印タイプのカスタマイズ例
多くのICカードメーカーでは、刻印内容を自由にカスタマイズすることも可能です。たとえば、ID番号のほかにシリアル番号やロゴを印字することで、見た目と管理性を両立できます。また、レーザー刻印は摩耗に強く、長期間使用しても消えにくいのが特徴です。
まとめ
刻印ありICカードと刻印なしICカードには、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。セキュリティを優先するなら刻印なし、管理のしやすさを重視するなら刻印ありがおすすめです。用途や運用環境に合わせて最適なカードを選ぶことで、ICカード運用の効率と安全性を高めることができます。
当ショップでは、刻印あり・なし両方のタイプを取り扱っております。導入前のご相談も承りますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。