ICカードにまつわるお役立ち情報

UID表記ってあったほうが良い?

UID表記ってあったほうが良い?

UID表記ってあったほうが良い?

ICカードを導入する際、「UID(固有ID)の印字は必要ですか?」というご質問をよくいただきます。UIDとは、ICカードに内蔵されている一意の識別番号のこと。この番号はカードを読み取ることで取得できますが、カード面に印字しておくことで管理やトラブル対応に役立つ場面があります。今回は、UID表記のメリットについてご紹介します。

1. 目視でのカード識別が可能

複数のICカードを管理している現場では、カードリーダーにかざすまでもなく、印字されているUIDを見て即座に判別できると便利です。とくに、番号で利用者を紐づけている場合は、管理効率が大きく向上します。

2. トラブル発生時の対応がスムーズ

万が一カードが読み取れない、または登録情報と一致しないといったトラブルが起きた際、UIDが印字されていれば、システムとの照合が速やかに行えます。サポート対応や再発行手続きもスムーズに進められます。

3. データ管理の整合性が保たれる

システム上に登録されたUIDと、実際に使用しているカードのUIDが一致しているかを、視覚的に確認することが可能です。特に大口導入時のカード検品において、印字は非常に重宝されます。

4. セキュリティとのバランスも検討を

一方で、UIDをカード面に印字することは、第三者がカードを拾った場合に情報を読み取られるリスクにもなり得ます。用途やシステム構成に応じて、表記の有無を検討することが大切です。

まとめ

UID表記は、ICカードを効率的かつ安全に運用するための手段として非常に有効です。導入シーンに応じて印字の有無を選べるよう、当店ではUID印字の有無をご指定いただけます。管理しやすく、安心できる運用を目指すために、UID表記の有無についてぜひご検討ください。